にんにくのにおい、残さないための方法(1)。
にんにくのにおいは、空気中の酵素「アリナーゼ」に触れて、「アリイン」が「アリシン」に変わる過程で発生します。
この「アリナーゼ」という酵素は熱に弱いなど、すぐにこわれてしまうことから、にんにくをすりおろして長時間放置しておくと、そのうちにおいがなくなってしまいます。
これは「アリイン」と「アリナーゼ」が、すべて反応してしまったからです。
したがって、にんにくの香りを残しておきたければ、調理で加熱する時などは、手早く料理することが必要です。
逆に、においを極力残したくなければ、加熱したり焼いたりして他の料理と一緒に食べることで、ほとんどにおいを感じなくなります。
においのある無しで、にんにくの効果・効力そのものが変わってくることはないので、においがどうしても気になる方は、にんにく単体での摂取よりも、他の料理とあわせて摂ることを考えてみるのがよいでしょう。
にんにくに含まれる「アリシン」は、タンパク質・脂質と非常に結合しやすく、また結合によってにんにくの匂いがなくなり、肉や魚の生臭さも消えるという一石二鳥の効果もあることから、ステーキや魚を焼くときには、よくにんにくが使われます。
にんにくのにおい 関連記事リンク
にんにくは体に良いと聞くが、あの、臭いさえなければという方に、とっておきの、にんにくの臭い消しの技。 ●皮をむくとき爪で傷をつけない にんにくの臭いの成分は、アリシン。アリシンは、にんにくに含まれているアミノ酸のアリインが、にんにくを切っ ...
« 一つ前のエントリーへ | HOMEへ | 次のエントリーへ »
【栄養・効能・摂り方カテゴリーの関連記事】
- にんにくを、もっと知る。
- にんにく、そのすぐれた効能と効果。(その1)
- にんにく、そのすぐれた効能・効果。(その2)
- にんにくの適切な摂取量と、その摂り方。
- よいにんにくの見分け方と、その保存法。
- にんにくの安全性・有効性に関わる公的な見解を、確認しておきたい。
- にんにくと玉ねぎのコラボレーションが、もたらす効果。
- (参考)ギョウジャニンニクは、にんにくではありません。
- (参考)にんにく注射には、にんにくエキスが入っているわけじゃない。
- にんにくのにおい、残さないための方法(1)。
- にんにくのにおい、残さないための方法(2)。