にんにく、そのすぐれた効能・効果。(その2)
にんにくの成分である「アリシン」などの働きによる、にんにくの効能・効果は、数多くありますが、以下にその一部をご紹介します。
・殺菌・抗菌作用:
「アリシン」の殺菌・抗菌作用は非常に強力で、12万倍に薄めた液でもコレラ菌やチフス菌、赤痢菌などに対する抗菌力がある。
細菌によるカゼや鼻炎などの予防にも使われる。戦時中には、外用薬としても使用されたほど。
・疲労回復・滋養強壮作用:
体内で、糖質のエネルギー代謝を効率よく行うために不可欠とされるビタミンB1だが、その一度に吸収される量は限られ、体内での蓄積率が極めて低いとされる。
にんにくに含まれる「アリシン」は、ビタミンB1と結合して「アリアチミン」という形に姿を変えるが、これによって元のビタミンB1と全く同じ働きをするだけでなく、より長い間、血液中にとどまっていることができるようになる。
ビタミンB1の吸収が有効に行われることで、身体の代謝が活発になり、活動エネルギーをつくりだすことから、疲労回復や滋養強壮作用をもたらす。
また、同じくにんにくの成分である「スコルジニン」にも、新陳代謝を活発にする作用、強壮・強精作用がある。
・血行を良くし、血中コレステロール値を下げる作用:
「アリシン」は体内で脂質と結合することにより、「脂質アリシン」という成分に変わるが、これはビタミンEと同様血行を良くし、赤血球を増やす働きがある。
「アリシン」を加熱してできる「アホエン」という成分には、血栓を予防し、血中コレステロール値を下げる作用がある。
同じくにんにくに含まれる成分の「スコルジニン」にも、新陳代謝を活発にして、血行をよくする働きがある。
またビタミンE効果として、血行を良くし細胞の働きを活性化することから、しびれや冷えの改善効果や、美肌づくりの効用もあるとされる。
・成人病などの予防効果を期待できる、抗酸化作用:
人体が酸素消費の過程で生成する活性酸素は、成人病や老化、あるいは発がん物質のきっかけとなるといわれている。
体内でこれら活性酸素を除去する酵素の働きを助ける作用があることから、抗酸化力を高め、動脈硬化や成人病などの予防効果が期待できるとされる。
※「アリシン」を含む、にんにくの成分であるイオウ化合物が優れた抗酸化作用を有することから、免疫力を高め、がん予防にも効果があるのではという仮説の下、現在各国において、症例研究や臨床試験等が進んでいます。
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